大阪府 大阪都心へ直結「北急延伸」を合意

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大阪府と箕面市、北大阪急行電鉄(北急)と同社の親会社である阪急電鉄の4者は3月31日、北急延伸について基本合意した。北急南北線を千里中央駅から北に約2.5km延伸。中間付近に箕面船場駅(仮称)を、北端に新箕面駅(仮称)をそれぞれ設ける。2020年の開業を目指す。

箕面市と北急が整備主体になって、国道423号(新御堂筋線)に沿ってトンネルと高架で延伸する。箕面船場駅は地下駅に、新箕面駅は高架駅にする。

延伸区間の建設費は約600億円で、このうち、80億円を受益相当額として北急が負担する。残る520億円は、260億円を国が、100億円を大阪府が、160億円を箕面市がそれぞれ負担する。府と市の負担額には議会の議決が必要なので、14年度にも予算の議決を得たい考えだ。

車両費は約50億円で、国と箕面市が折半して負担する。今後、鉄道事業に関する許認可や都市計画決定など、事業化に必要な法的手続きを進める。

大阪府の戦略4路線

北急の延伸は、大阪府が「戦略4路線」と位置付ける路線の一つ。大阪の都心機能の強化と都市間連携が不可欠などとして4路線の整備を促進する。14年1月27日に、大阪モノレールの延伸やなにわ筋線の新設、西梅田十三新大阪連絡線の新設とともに、整備を推進することを決めた。

大阪モノレールは、環状型鉄道ネットワークを形成するために門真市駅から瓜生堂駅(仮称)まで9km延伸する。総事業費は1050億円を見込む。14年度中に事業化を決定する考えだ。

なにわ筋線は新大阪駅と難波駅をつなぐ10.2kmの新路線。関西国際空港から都心部への乗り入れを強化するため2500億円の事業費をかけて整備する。

西梅田十三新大阪連絡線は、兵庫県神戸市や宝塚市からのアクセスを強化する新路線。西梅田駅と十三駅、新大阪駅を結ぶ5.2kmを事業費1350億円で整備する。

北急延伸は建設費の負担割合が決まり、事業化がいち早く進む。一方、他の3路線は事業費が大きく、沿線自治体の費用負担が今後カギとなりそうだ。

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