御堂筋に自転車レーン新設へ、南北で手法変える

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大阪市はメーンストリートの御堂筋(国道25号の一部)のうち、淀屋橋交差点から難波西口まで南北に延びる延長3.1kmに自転車専用レーンを新設する方針を打ち出した。自動車の交通量が比較的少ない南側(延長1.2km)では6車線ある車道のうち両側2車線を自転車用に転換し、北側(延長1.9km)では車線を減らさずに自転車レーンを確保する。大阪府警察本部との協議やパブリックコメントなどを経て、早ければ2016年度の一部供用開始を目指す。10月2日に橋下徹市長が発表した。

御堂筋は大阪市中心部を貫く道路で、6車線の全てが南方向への一方通行だ。自転車は本来、車道を通行することになっているが、御堂筋では歩道を走る自転車が多い。市は歩行者の安全確保を主な目的として、自転車レーンを新設する意向を固めた。

渋滞対策も検討

大阪市は、御堂筋を市営地下鉄心斎橋駅付近の新橋交差点より北側と南側に分けて施策を検討した。

沿道に商業施設が集積する南側区間では、6車線のうち歩道に沿った両側の側道をそれぞれ自転車レーンに転換する。自動車の通行に与える影響の緩和策としては、本線と側道との間の植栽帯を狭くして本線を拡幅し、停車スペースを確保するほか、自動車が枝道に出やすいよう各交差点に右折レーンと左折レーンを設けることを検討する。このほか、歩道を拡幅してイベントなどに使える多機能空間とすることを構想している。

一方、主にオフィス街を通る北側区間では、最終的には南側と同様の車線構成にすることを目指すが、南側より自動車の交通量が多いことに配慮する。差し当たり歩道の拡幅によって自転車レーンを設ける方針だ。

市は施策の案に対する一般の意見を公募するパブリックコメントを、10月中旬から約1カ月にわたって実施する予定だ。警察のほかに沿道の住民とも協議を進める。

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